国通り沿い、新宿区役所並びにある新宿遊歩道を抜けたらすぐ左側に「ルメン」が見える。
周りのラーメン屋、コンビニ、居酒屋、マンション等、歌舞伎町特有の雑多な雰囲気の中でのこじんまりとした店構えは親しみをより一層感じさせる。構えて行くのではなく、普段いきつけのお店といった感じ。
中に入るとカウンターとテーブル席を合せても20席ほどの空間。アットホームな雰囲気なので、一人でも気軽に入れる。その時はオーナーシェフ村山さんが気さくに相手をしてくれるだろう。
村山さんは30代半ばとまだ若いが、ピッツァ作りの経験は豊富。当社のピザ窯とは“試作品”の第一号機がらお付き合いいただいている。数店のシェフとして腕を振るってこられたが、今回はオーナーとしても店の切り盛りをしている。
日替りメニューからも旬の素材や
産地のこだわりが感じられる
それだけに、おいしさのこだわりは更にいっそうパワーアップ。契約農家から送られてくる有機野菜などの旬の素材を使った前菜メニューも豊富で充実。
毎日10種ぐらいのメニューを日替わりで提供してくれる。ピッツア無しでも充分堪能できるほど。
もちろん元来からのこだわりのピッツアは健在。天然酵母を使って3日間も寝かせた生地を使う。これにより生地に甘みと旨みが生まれるのである。トッピングがない状態で食べてみればすぐに納得だ。
使用しているピザ窯は「Tutti(トゥッティ)」上段のピザ窯は特殊レンガで形成。特殊構造により500度以上の高温を維持できるので、外はカリッ、中はモチッとそしてサクッとしたナポリピッツァに仕上がる。
「お客様に美味しい本格ナポリピッツァを食べていただきたい。そのためには手間もいといません。」と村山さん。
“からだにやさしい”をテーマにイタリア田舎料理を提供する「ルメン」。前菜からメインまで体にやさしいバランスの良いメニューが楽しめる。ワインもイタリア産を中心に各種取り揃えている。ちなみに店名の「Lumen」はオーナーシェフの大好きなワインの名前からとったもの。
「行きつけの店」にするにはピッタリの雰囲気。新宿で深夜遅くまで営業しているので仕事帰り、買い物帰り、遊び帰りなどに気軽に寄ってみてはいかが。
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ベッラドンナ
(生ハムとマスカルポーネチーズのピッツァ)
奥のワインは店名由来の「Lumen」 |
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